ホントに安全?福島原発の排水処理「海洋放出」開始の科学的な根拠〈政府〉
ホントに安全?福島原発の排水処理「海洋放出」開始の科学的な根拠〈政府〉
目次
科学的根拠に基づく丁寧な情報提供
福島原発の排水処理について最初に言っておくと、政府は海洋放出の開始は根拠を持って安全と判断したから行っております。
けして見切り発車で海洋放出を開始した訳ではないので、風評被害をなくす為にも根拠を持ってお話しを進めていきたいと思います。
岸田首相はALPS処理水の海洋放出直後に、「ALPS処理水の海洋放出の安全性については、政府として、ホームページやSNSも活用し、全世界に積極的に説明、発信を行っています。」「今後も国内外の正しい理解を確保するべく、高い透明性をもって、科学的根拠に基づく丁寧な情報提供を続けていきます。」と述べています。
そこで気になるのは『科学的根拠に基づく丁寧な情報提供』なのですが、外務省は下記のような内容を公開しています。
初心者にも分かりやすいように要点だけをピンポイントでお話していきます!
外務省提供の写真の内容は分かりやすくまとめてあるのですが、専門用語が多く素人はそれだけ見ていると混乱すると思います。なので、私たちは要点だけ伝えますのでさらに詳しく知りたい人は三枚の写真をじっくりみて見解を深めて下さい!
ALPS処理水について
外務省などの言葉は専門用語が多いので、詳しくない方には細かく説明すればする程に分かりにくくなってしまいます。
なので今回はあえて要点だけざっくり解説していきますので、要点Ⅰ~Ⅲを参考にしながら外務省提供の三枚の画像を見ていってください。
要点Ⅰ:1枚目の画像はモニタリングは第三者機関を入れて希釈前、希釈後のリアルモニタリングと海域でのモニタリングもやってますという事が書かれています。
ALPS処理水の海外放出のモニタリングの結果、「希釈済み処理水のトリチウムの濃度は問題なかった。」という政府の見解なのでしょう。
これだけ段階を踏んで第三者機関も交えてモニタリングをしているのであればトリチウムやそれ以外の数値さえ問題がなければ大丈夫かなと感じます。
モニタリングは第三者機関を入れてやっているのね!
希釈前、希釈後のリアルモニタリングと海域でのモニタリングもやってます!
海洋放出のモニタリング体制
外務省が提供する「3つのモニタリング体制(詳細)の内容については挿絵をみながら①タンク内処理水のモニタリング、②リアルタイム・モニタリング、③海域モニタリングの文章を順を追って読んでいけばだいたいの流れが分かると思います。
ただ、写真の内容では逆に分かりにくいという方のために分かりやすく要約します。
政府提供の写真の専門用語が分からない人は上記の「要点Ⅱ」だけ抑えておけば大丈夫です。
モニタリングサンプルの採取場所
三枚目の写真は福島第一原発発電所とその近辺の海洋の地図が載っていますが、これは海のどこら辺でモニタリングサンプルを採取してるか
という話をするための資料です。
また、東電の排出基準がどれくらいかについても記載されています。
写真の内容では逆に分かりにくいという方のために分かりやすく要約します。
政府提供の写真の専門用語が分からない人は上記の「要点Ⅲ」だけ抑えておけば大丈夫です。
放水口が1km先と遠くのところにありそこから排出してるのは、薄めるときに使う海水に放出した処理水がなるべく混じらないようにするためかと思われます。
正しいことは政府提供の3枚の写真では分からず推測に過ぎませんが、その方が速やかに薄められるのでそう考えています。