政府は臨時の閣議を開き、コロナで落ち込んだ経済を下支えするため５５兆７０００億円程度の財政支出となる過去最大規模の経済対策について閣議決定しました。

政府は救急医療を担う病院などに勤務する看護師の賃金を、来年２月から９月まで月４０００円引き上げ、それ以降は財源確保の状況を見ながら、最終的に上昇幅を３％まで高めることを目指す方針です。

高騰が続いている原油にたいして、政府はレギュラーガソリンの価格が１リットルあたり１７０円を超えた場合に石油元売り会社に補助金を出す方針を固めました。

将来の農業の担い手となる４９歳以下の新規就農者を育成する支援策を刷新することを農林水産省は方針として打ち出し、就農者に最大1千万円の一括支援を行います。

政府は、コロナ禍で生活に困窮する大学生らに支給する１０万円の給付金についての対象者について方針を固め詳細を発表しました。

政府は「生活困窮者自立支援金」について、最大計６０万円を再支給する方向で調整しており、対象者の要件緩和などについても検討しております。