ダブル・スコープ暴落、大幅下落に巻き込まれない為の心得とは
ダブル・スコープ暴落、大幅下落に巻き込まれない為の心得とは
目次
ダブルスコープの株式を購入
私は株取引をちょこちょこ行っているのですが、今回ダブル・スコープという企業の株式を先日購入しました。
楽天マーケットスピードのアラートを設定していたのですが、そのアラート通知が鳴ったので株価を拝見したのですが、びっくりするぐらいの急落ぶりです。
世界的な情勢の不安定さが原因なのでしょうけど、いくら何でも急落し過ぎだろうということで、アラートがなった翌日に、チャートの形と下落後の一発目の反発を確認したうえで購入しました。
リチウムイオン電池の会社ですね!
株式購入の瞬間はいつもドキドキします。
買った位置で恐怖度は変わる
現在の状況は、1,100円~900円で購入した短期投資家の損切時期なのでしょうね。
下落局面の大きな動きに購入に踏み切るのも躊躇しました。
しかし、日足のRSIが底値圏なことと、これだけの短期的な大暴落の後だけにそれ以上の下落は考えにくいということで新規ホルダーとなりました。(あくまで私の見解で投資は自己判断で行いましょう。)
高値圏(1,000付近)で高値掴みしてしまった方にとっては暴落後の700円前半の値段帯って恐怖でしかありませんよね。
私は安くなったなと思って先日ダブル・スコープの株式を購入したのですが、高値圏でジャンピングキャッチしてしまったホルダーは恐怖に打ち震えていることでしょう。
暴落したら怖くて投げ売りしたくなるニャ!
私は証券アプリをそっと閉じます。
株は安くなってから買うもの
株の購入方法は2種類あると私は思っています。
一つは株価が安くなった時に押し目買いをするやり方で、もう一つは上がっている波に乗って購入するやり方です。
前者も後者もどこで利益確定売りをするかが重要なのですが、上昇している所を買うスタイルのデイトレーダーは上がっているうちに全て売却してしまわないと痛い目に遭います。
ダブル・スコープを3月前後に1,000円~1,100円で買われた方は、今、その憂き目に遭っていると言ってよいでしょう。
私もかつてはジャンピングキャッチをよくしていましたが、現在では暴落時にしか株式を購入しません。
でも、下落時の購入方法はご自身の投資スタイルに沿うことと下がりきったところで購入しないとこれもまた痛い目を見ます。
心理的にどちらが楽なのかで投資スタイルは変わるのでしょうけど、3月初めに買われてホールドしている方はこの11日間でまさに大暴落を起こし、今大変な思いをされていることでしょうね。
暴落に巻き込まれると辛いの~
利確は正義と言いますが、それに尽きます。
株価の下落は会社のせい?
短期的な動きでいえば、株価の浮き沈みは会社の本質的な部分とは異なります。
短期的な暴騰はその時出た大きな材料に反応して株価が一時的に上がり、それに呼応する形でイナゴと呼ばれるデイトレーダーが短期筋が飛び乗ってくるので株価が急激に上昇するのです。
たしか、2月末からの上昇は何らかの材料に反応して暴騰したと記憶しています。
当然ですが、その材料の熱が冷めたら株価は下がりますよね。
それを知らずに高値圏でジャンピングキャッチしてしまい、まだまだ上がると夢を見た人がいま苦しんでいるのではないかと推測します。
もちろん今後2,000円や3,000円に上がる可能性もなくはないですが、短期的な動きではその可能性は0%に近いと言えます。
過去のチャートの動きと癖をしっかり把握することが大事だニャ!
悲観を買い、楽観を売るのが株式投資の基本です!
ロシアのウクライナ侵攻
個別銘柄の動向とは関係なく、ウクライナの侵攻が今回の下落に大きく関わってきていることは明白でしょう。
それはトヨタだろうとJT(日本たばこ産業)だとうとユニクロだろうと同じことで、地政学的リスクの影響が株価暴落の引き金になっているのです。
ウクライナ側はロシアに対して停戦交渉をしていますが、ロシア側がどのような対応を取るのか、世界経済は全く不透明な状況です。
プーチン大統領の行動は理解不能です。
原油価格の高騰も影響している
原油価格の高騰もダブル・スコープの落ち度ではなく市場全体が影響を受けている株価下落の要因です。
先日の原油価格急落による日経平均の1,000上げを見ていると、どこの株式も石油の先物相場に左右されているということが分かります。
それらの状況を見極めた上で、株式は購入するべきであり地政学的リスクや原油価格の高騰など社会情勢を加味したうえで株式のポジションを考えていくと損失額を減らして利益に結びつけられるのではと思います。
今は先行き不透明な状況なので積極的な買いはなかなか入りにくいと考えてよいでしょう。
原油価格の高騰は日常生活にも大きく影響してくるでしょう!
まとめ
この記事で言いたいことは株価が上がり出した高揚感に任せて購入すると結果として大きな損をするということです。
700円前半で購入した私が損をしないかというとそうではなく、長く持てば持つほどに損失のリスクは上がります。
ただ、長期目線で会社が成長すると考えた時にどこかで押し目買いをして株式を保有する必要があります。
以前からリチウムイオン電池関連の銘柄を購入したかったので、安くなるのを待っていたのですが、絶好の好機と見て購入してしまいましたがどうなることか。
ロシアのウクライナ侵攻次第の株式相場ですので、殆どの株式は今が買い時とは思いませんが、株価が暴落していると思わず手が出てしまうのもまた欲なんでしょうね。
もしチャートの形が悪くなったら損切するのも私のスタイルなので、結局そういった明確なルールと判断基準をを持っていないと、ふとした瞬間に大暴落に巻き込まれて手の付けられない事態になってしまうのです。
利益がプラスにならないと不安なのはみんな同じで、どこで買うのか、どこで売るのか、そのリスク管理は考えて投資した方がよいでしょう。