「世界自動車生産予想」は500万台超の下げ<2022-2023年>

「世界自動車生産予想」は500万台超の下げ<2022-2023年>
目次
生産台数の見直し
S&Pグロ ーバル・モビリティーは2022年3月16日、2022-2023年の世界全体の「乗用車」と「ライトトラック」の生産台数見通しを500万台超引き下げました。
当サイトの記事でも、自動車生産台数の下方修正について何度も取り上げておりますが、それは日本国内だけに限らず、世界の自動車産業全体に影響しているのです。

日本一の生産台数を誇るトヨタ自動車でさえ影響を多大に受けており、工場の稼働停止に伴う自動車製造台数の減産を決め、すでに下方修正を発表しております。
乗用車・ライトトラック生産台数
ロシアのウクライナ侵攻でサプライチェーン(供給網)の混乱に拍車がかかると予想している。
2022年と2023年の世界全体の「乗用車」と「ライトトラック」見通しをそれぞれ2 6 0万台へと引き下げました。
世界的な半導体不足や社会情勢の悪化で通期の生産台数が減少することは想像するにたやすいですよね。
中古車市場が熱い
新車を購入しても納車は何か月も先になってしまいますし、車の納期が分からない以上消費者は中古車に手を伸ばすしかありません。
「新車がすぐに手に入らないなら中古車でいいや!」「車検近いから新車は諦めて中古車にしよう。」なんて人も増えてきております。

そういう私も最近、車の故障をきっかけにディーラーで150万円程度の中古車を購入しましたが、車がすぐ納車(2週間程度)されるのには幸せを感じました。
ロシアのウクライナ侵攻が影響
ウクライナからは、半導体製造に欠かせないネオンガスの供給や、ワイヤハーネス(組み電線)供給に影響が出ています。
ロシアからは、ロシア産パラジウムの供給に影響が出ています。
まとめ
毎日ネットニュースをみていると、トヨタ自動車関連の記事をよくみかけます
そのほとんどがトヨタにとってマイナスなイメージの情報でした。
トヨタ自動車がこれほど苦戦しているのであれば世界の自動車産業はもっと苦しんでいてもおかしくはありませんよね。