水害に遭いやすい土地・遭いにくい土地の特徴、失敗しない土地の選び方

水害に遭いやすい土地・遭いにくい土地の特徴、失敗しない土地の選び方

目次

お値打ちな土地など存在しない

不動産屋さんに出向くと初見では「土地が広くてお値打ちです!」と川沿いの土地などを紹介されたりまします。

そこだけを見ると確かに広くてお値打ちそう見えるのですが、川が氾濫するとひどい目に遭います。

不動産やさんも私達に知識があるのかどうか見定めているのかもしれませんし、悪い条件の不動産から紹介して、少しずつ条件のよい物件を見せて購買意欲を高めるための作戦かもしれません。

もしお値打ちな土地が存在するとしたら、それは自然災害に遭いにくい土地なのではないかと私は思っています。

今回は、水害に遭いやすい土地・遭いにくい土地の特徴を知って災害を事前に回避しようという話です。

水害に遭わない為の基礎知識

水害に遭いやすい土地と遭いにくい土地には特徴があり、土地を購入する時にはその特徴を念頭に入れて購入された方が後々災害に遭わずに済むので知っておいて損はない情報です。

まずは水害に遭いやすい土地の特徴について見ていきましょう。

水害に遭いやすい土地の特徴は

・川や海などの水源に近い場所

・平地や低地で水が溜まりやすい場所

・地盤が柔らかく浸水しやすい場所

・地名に水や湿地に関係する字が含まれる場所

・周囲の家が高基礎や2階建てなどの工夫をしている場所

どれも「言われてみれば、確かにそうだね…。」というものばかりですが、これらの特徴は一般的なものであり、必ずしも水害の危険性を表すとは限りません。

具体的な土地の状況を知るためには、ハザードマップや地域の歴史・住民などの情報を参考にすることが大切です。

水害に遭ってしまう人は土地選びの段階ですでに失敗していることが多いので、土地を購入するにせよ賃貸物件を借りるにしろ、自分に被害を受けないための選択をこの段階からしていくことが大切です。

では逆に、水害に遭いにくい土地とはどういう場所なのでしょうか。

水害に遭いにくい土地の特徴

・水源から離れた高台や丘陵地などの場所

・地盤がしっかりしていて排水が良好な場所

・地名に水や湿地に関係しない字が含まれる場所

・周囲の家が普通の基礎や平屋などの工夫をしていない場所

水害に遭いにくい場所の特徴はしっかり把握しておくとよいでしょう。

しかし、100%被災しない地域というのは残念ながら存在せず、温暖化や異常気象などによって、過去に水害が起きたことがなくても今後起きる可能性はゼロではありません。

そのため、水害に備えて火災保険の水災補償を確認したり、避難計画を立てたりすることも重要です。

水害は自然災害の中でも最も多く発生する災害です。

自分の住む土地の危険性を把握し、予防・対策を行うことで、被害を最小限に抑えたいですよね。

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