高等職業訓練促進資金貸付金とは

高等職業訓練促進資金貸付金とは

目次

貸付の目的

ひとり親家庭高等職業訓練促進資金とは、高等職業訓練促進給付金を活用して養成機関に在学し、就職に有利な資格の取得を目指すひとり親家庭の親に対して、高等職業訓練促進資金を貸し付け、資格取得の促進と自立を図ることを目的とする制度です。

貸付けは、ひとり親の対象者が高等職業訓練促進給付金を活用して養成機関に在学していることが条件ですので、「高等職業訓練促進給付金」についても知っておく必要があります。

ゆづき

条件次第で返済免除になる貸付金です!

貸付対象

各都道府県の自治体が実施する高等職業訓練促進給付金の受給者が対象です。

①入学準備金

・貸付対象者:高等職業訓練促進給付金の受給者

・貸付金額:50万円以内

②就職準備金

・貸付対象者:高等職業訓練促進給付金を受給し、養成機関の課程を修了し、資格を取得した方

・貸付金額:20 万円以内

貸付利子:年1.0% ※連帯保証人がいる場合は無利子

ひろと

連帯保証人がいると無利子です!

貸付の申請や貸付が決定された場合

必要書類を揃えて、各都道府県の申請書に記入して申請しましょう。

お近くの社会福祉協議会に電話で聞くか、HPをご確認ください。

まさし院長

申請書は細かく分かれていますので、ここでは大まかな内容のみにします!

返済免除の場合もある

高等職業訓練促進資金貸付金は要件を満たせば返済免除になります。

養成機関を修了し、かつ資格取得した日から1年以内に就職し、都道府県内で取得した資格が必要な業務に従事し、5年間就業継続をした場合には、返済が免除されます。

ムギ

ここがポイントだニャ!

かえで

借りたお金を返さなくてよいのね!

まとめ

借りるだけではなく、要件を満たせば返済免除になる貸付金です。

高等職業訓練促進給付金と併用して利用できる貸付金ですので、合わせれ利用しましょう。

ただ、気をつけて欲しいのは自立支援教育訓練給付金とは併用できないので下記の組み合わせて利用することになります。

併用可能な組み合わせ

〇 高等職業訓練促進給付金と高等職業訓練促進資金貸付金は併用可能

〇 高等職業訓練促進給付金と自立支援教育訓練給付金は併用可能

〇 高等職業訓練促進給付金と高等職業訓練促進資金貸付と自立支援教育訓練給付金は併用不可(高等職業訓練促進資金貸付か自立支援教育訓練給付金どちらか一つが併用できます。)

まさし院長

支援策を3つ併用はできません!

3つ併用できないのは残念ですが、二つの支援策を組み合わせあることで就学の金銭的負担が格段に減ります。

私がもし対象なら高等職業訓練促進給付金、高等職業訓練促進資金貸付、自立支援教育訓練給付金をうまく活用して国家資格取得に向けて勉強に取り組むと思います。

ひとり親家庭の親という厳しい基準がありますが、対象なら存分にその権利を使った方がよいのではないでしょうか。

一生モノの資格を国の補助で取得できるチャンスは滅多にありませんよ。

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