バフェットコードで大株主を調べたい!投資に負けないための銘柄選びのコツと無料情報の活用法

バフェットコードで大株主を調べたい!投資に負けないための銘柄選びのコツと無料情報の活用法
目次
大口を見極めよう
株式投資では、自己判断で闇雲に投資をしていても思ったように勝てないことが殆どです。
「よさそうな銘柄に投資しているつもりなんだけど、なんで株価が上がらないんだろう?」「掲示板みていたら上がるって評判だったんだけど、もしかして騙された?」なんて言っている方はそもそもの投資判断が間違っている可能性が高いです。

負ける確率を減らしたいなら自己判断せずに大口についていこう!
最終的にはチャート分析や銘柄の選別ができるようになるともっと高確率で勝てるようになるのでしょうけど、そこまで株式投資に時間が回せない方は大株主の動向を常にチェックしておくとよいでしょう。
今回は、そんな大株主の調べ方について解説していこうと思います。

大株主の調べ方はとっても簡単です!

大株主の動向は株価に反映されやすいです!
バフェットコードを利用しよう
大株主を調べるサイトはいくつも存在しますが、今回は私がいつも利用している「バフェットコード」で大株主を調べる方法を解説していきたいと思います。
大株主の株式保有率の増減からいろんな情報を手繰り寄せることができますが、今回は、個別銘柄の大株主を検索したいのでその手順を順番に解説していきます。

ワシの保有株の大株主さんの動きが気になるの~
キーワード検索をしよう
バフェットコードのサイトに行きたい場合は「バフェットコード」と入力して検索をかけてください。

今回はパソコンの画面を使って検索の手順を解説していきますが、スマホ、タブレット、パソコンどれで同じ手順となります。
アプリがあると便利なのですが、残念ながら今のところは存在しないようですので、ネット検索でバフェットコードのサイトを探してください。

まずはバフェットコードを検索するニャ!

アプリは今のところ無いので、その都度ネット検索する必要があります!
ログイン画面が表示される
「バフェットコード」の公式サイトのログイン画面が表示されましたので、画面をクリックしてください。
条件検索、株主検索、企業比較、適時開示、決算予定、登記簿、総合報告書、月次などの表示が出ているので、何か特別に調べたい項目があればクリックすれば最短で検索画面を表示できますが、今回は個別銘柄の大株主を検索したいので、下記の写真の赤枠で囲った部分をクリックしてください。

サイト内で個別銘柄を検索しよう
バフェットコードのサイトに入ったら、気になる銘柄を検索してみましょう。
今回は例として、証券コード4069のBlueMemeを例にとって大株主の推移をみていこうと思います。

検索サーチに「ブルー」と入れただけで対象となる銘柄の情報が出てきました。
会社名ではなく証券コードを入れても銘柄の検索はできますので、どちらでも好きな方を選んで検索をしてください。
大株主を確認する
項目の中から「大株主」を選んでクリックしてください。
今回調べたい情報は大株主の推移ですので、「大株主」を調べればその動きが分かります。

「大株主」を開いたら下にスクロースしてください。
少し下にスクロールすると目的の情報が記載されています。

転機となった大株主情報
証券コード4069のBlueMemeの場合、転機となった株主情報は2022年4月8日に報告義務が発生し2022年4月15日に提出された三井情報の大量保有報告書でしょう。
保有比率をみると21.44%の株式を保有しております。
なんでこんな大量に株を保有したのかはBlueMemeの会社のIRを見ればわかるのですが、この時に三井情報とローコード事業で資本業務提携を結んだのです。

ローコード事業のグローバルリーディングカンパニーを目指し、次世代型のアジャイル開発によるDX推進とIT人材育成で合意した上での株式の大量保有報告でした。
大株主の出現で変わることとは?
今回のような業務提携は、今後の会社の収益向上に大きく寄与します。
三井情報は三井物産の完全子会社であり、今後三井物産グループの仕事がBlueMemeに回って来るのは目に見えています。
大株主も株式投資を行うにあたって儲けたいに決まっています。
今回、21.44%の株式を保有三井情報はBlueMemeと手を組むことで情報と技術を共有でき仕事が大きく飛躍します。
直近の株価が上がったから売り抜けるような株主でないところに注目したいですね。

大手企業との業務提携なんて明るい未来しか見えないですね!

会社が大きく飛躍する一つの手がかりではありますね!
収益が見込めるからこその大株主
今回の大株主の入れ替わりは、三井情報とBlueMemeがローコード事業で資本業務提携を結んだことにより保有割合が変わっているように思います。
お互いにメリットがあるからこその資本業務提携であり、BlueMemeからすれば三井物産との繋がりができた訳ですからそのインパクトは図り知れません。
株価の推移は分かりかねますが、株式投資を行う上では大株主が誰なのかも重要なヒントになってきますので、株価は今後上がっていく可能性は高いといえます。
しかし、直近の株価がどう動くのかはまた別の話ですので、今後数年かけてBlueMemeが業績を伸ばせたのであれば、それに伴って株価は上がることでしょう。

また、今回とは別に先見の明のある大物株式投資家が投資している銘柄に同じように投資してみるのも妙味があるでしょう。
大きなお金を動かす投資家や機関ほどその判断はシビアであり、適当な会社に資金を入れたりしていないはずです。
大物投資家がなぜその会社に投資したのか、それを探りながら投資をしていくとそのうち会社の目利きが出来るようになるかもしれませんね。

自己判断だけでなく大物投資家の動向も掴んでおきたいの~

せっかく投資するなら、大物投資家が何に目を付けてその企業に投資しているのか探ってみると今後の参考になりますよ。
アメリカで有名な投資家
日本市場ではないですが、最近何かと米株式市場を賑わしているのはイーロン・マスク氏でしょう。
イーロン・マスク氏といえば、最近ではTwitterの買収が話題となっていますよね。
Twitterの買収金額は日本円で5.6兆円です。
マスク氏はFSpaceXjが開発を手掛け、低コストで高性能なインターネット接続を可能にする衛星システム 『スターリンク』の民間普及を進めています。
そのなかで、マスク氏が狙っているのがアフリカなのです。
アフリカというのは、ネット環境が整っていないだけで、優秀な開発者やシステムエンジニアがいるし、人口もどんどん増加している国で、そこにビジネスチャンスがあると踏んでいるのでしょう。
インターネットがスターリンクで繫がるようになるとTwitterの利用者も増えますし、利用者を集め、個人のデータを吸い上げて、広告ビジネスを行う事もできます。
「スターリンク」が拡大すれば、インターネット接続が必要不可欠な自動車の自動運転が現実味を帯びます。
そうなれば、『テスラ』の電気自動車の世界シエアも一気に跳ね上がります。
マスク氏はSpaceXj 、テスラ、そしてTwitterすベてを組み合わせたビジネスを展開しょうとしているのです。
まあ、私達個人投資家が推測したところで大物投資家が何を考えているのか、その真意など分からないのですが、お金持ちはやることのスケールが桁外れでその行動力に驚かされます。
私達一般市民には全く分からない感覚の大金を動かしているマスク氏ですが、5.6兆円も使って損をするような投資をするはずないですよね。

暗号資産のビットコインの大量保有が分かった時も同じでしたが、大金を投資するに値するこれから伸びる投資先をよく分かっているように思います。
そんなマスク氏は、「次はコカ・コーラを買う。」という話も浮上してきておりますが、実際はどうなのか?
株は連想ゲームとよく言われますが、大物投資家が関わるということは市場で大いに注目されるようになります。
誰かが買ってくれないと株価は上がらない訳ですから、イーロン・マスク氏のような大物投資家がバックについている企業というだけで嫌でも注目を浴びて売買が活発になるのです。

ワシもマスク氏の発言に注目しておるぞ!

Twitterの買収劇は衝撃的でしたね!
まとめ
大物投資家としてその動向が世界的に注目されているのがイーロン・マスク氏です。
米国株のTwitterはマスク氏が大株主として君臨している以上、今後とんでもない伸びを見せるかもしれません。
しかし、株に絶対はないので今後株がどう動くのかは分かりませんが、Twitterの株を買いたいと思っている投資家が多くなったのは事実でしょう。
日本株では最近注目度が上がった三井情報とBlueMemeの業務資本提携を例にとって解説しましたが、大株主がどのような影響力を投資家に与えるのか何となく理解して頂けたら幸いです。
大株主の存在ってやはり重要だなとマスク氏の動向を調べていて改めて思います。
比較すること自体間違っていますが、マスク氏の影響力に比べたら日本株の大株主の小動きなど取るに足らないというかインパクトは薄くなりますね。
株価が上がっていく一番の要因は今後見込まれる収益と将来の展望です。
オリエンタルランドの2022年4月の決算のように最終利益が80億円(前期は541億円の赤字)と大きく収益が改善しても今後の伸びが鈍化すると分かれば徹底的に売られます。
株式投資をする上で、いつ購入してどこで売るのかはとても重要なポイントであり永遠のテーマといえるでしょう。
例え日本を代表するような大企業であっても業績が低迷することはあり、そういう時期は徹底的に売り込まれます。
どうなるのか先が読めないからこそ株式投資は楽しいのですが、大株主情報はその会社の株価が今後どのように動いていくのかを推測する一つの手がかりとなるのです。
大株主は報告義務があり、その推移は無料で手にいれられる情報なので、株を買うのか手放すのか、大口についていくと人儲けできるかもしれません。