【トヨタ】3月に国内1ラインを追加停止,影響約1万4000台!中国の工場も稼働停止へ
【トヨタ】3月に国内1ラインを追加停止,影響約1万4000台!中国の工場も稼働停止へ
目次
深刻な半導体不足
トヨタ自動車は15日、半導体不足の影響で、3月に国内1工場1ラインを追加で停止すると発表しました。
今回の決定で約1万4 0 0 0台の生産に影響が出ます。
追加で止めるのはトヨタ車体の富士松工場第2ラインでは、ミニバンの「ノア」と「ヴォクシー」を生産しています。
停止期間は2 2日から8営業日となります。
3月はこれまで、2工場3ラインを一時止める計画でしたが、1ラインを追加停止することとなりました。
半導体不足じゃラインを止めるしかないわね💦
どうして半導体が不足しているのかの~
中国の工場の稼働も一時停止
トヨタ自動車は14日、中国・吉林省長春市にある工場の稼働一時停止を決定したと発表しております。
しかし、この工場の稼働一時停止は半導体不足の影響ではなく、新型コロナウィルス対応のためということです。
中国ではコロナ感染が拡大しており、感染が深刻な長春市は11日に必要不可欠な業務以外の営業の休止、住民に不要不急の外出禁止を命じた。
新型コロナの影響では仕方ないですよね。
世界的な半導体不足に加えて新型コロナの蔓延、ロシアのウクライナ侵攻、それに伴うアルミニウム、パラジウム、ニッケルの高騰など頭の痛い問題が一気に押し寄せてきている印象です。
どれが一番早く解決するのか、先行きはまったく不透明です。
最近いろいろあり過ぎてコロナの事を忘れかけていました💦
いろんな物が値上がりしているニャ!
水素貯蔵モジュールの開発を発表
トヨタ自動車にとって暗い話題ばかりでもなく、新製品の発表がありました。
トヨタ自動車(トヨタ)はFCE V (燃料電池自動車)「MIRA IJで採用実績のある自動車用70MP aの複数の樹脂製高圧水素タンクと、水素センサーや自動遮断弁などの安全装置を一体化した水素貯蔵モジュールを開発したと発表しました。
開発した水素貯蔵モジュールは、自動車用として高い安全性が確保されている樹脂製水素タンクをパッケージ化したモジュール本体に、稼働状態を自動監視する各種安全装置を一体化することで、モジュールとしても高い安全性を確保しています。
水素を使う際には、同社が21年3月から販売しているFCシステムモジュールと組み合わせることで、トラック・バスはもとより、鉄道・船舶などのモビリティーや港湾などでの荷役機器、定置式発電機など、さまざまな用途で、安全かつ容易に活用できる可能性があるそうです。
いろんな用途で使えるのね!
安全かつ容易に活用できる利点は大きいです!
まとめ
米電気自動車(E V)大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CE〇)は、「テスラ(米の自動車メーカー)と宇宙開発ベンチャー「スペースXは」原材料と物流面で大きなインフレ圧力に直面している。」と13日ツイッターへの投稿で発信しました。
その中でも半導体の不足は自動車業界に深刻なダメージを与えているように思います。
車を購入したい人は沢山いるのに半導体が不足しているので思ったように車体を生産できないジレンマが世界中の自動車メーカーにあるのではないでしょうか。
アルミニウム、パラジウム、ニッケルも高騰し、それに加えて新型コロナの蔓延防止にも努める必要があります。
トヨタ自動車はロシア西部のサンクトペテルブルクに立地する工場の生産も止めております。
ロシアの工場の生産一時停止の場合はウクライナ侵攻が影響しているのですが、世界情勢が不安定なことが今後の業績に大きく響いてくるのだということを実感させられます。
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