ロシア追放のFacebook 年間1500億円の損失,ロシア兵の暴力呼び掛け投稿を一時容認へ
ロシア追放のFacebook 年間1500億円の損失,ロシア兵の暴力呼び掛け投稿を一時容認へ
目次
フェイスブックは利用規約を一時的に変更
アメリカに本社があるメタ・プラットホームズは、傘下のソーシャルワーキングサービス「フェイスブック(SNS)」と写真共有アプリ「インスタグラム」でウクライナ侵攻への抵抗という趣旨に限って、一部の国でロシア兵とロシア新への暴力を呼び掛ける投稿を容認する方針です。
賛否両論ある行為ですが、ロシアやロシア兵の行為と戦地の現状を伝えるにはSNSが一番拡散力があるのは事実でフェースブックだからこその最大限の取り組みをこれからも行っていって欲しいです。
対ロシア&ベラルーシということで頑張って欲しいと思います。
メタはヘイトスピーチに関する規約を一時的に変更社内に伝えたそうです。
ロシアのプーチン大統領ないしベラルーシのルカシェンコ大統領の死を求める投稿についても期間・地域限定で認める方針です。
その場合の条件として、こうした投稿に他の標的が含まれていないことと、投稿された場所および投稿方法が信頼できることが挙げられています。
ロシアは真実を国民に伝えるべきです!
邪魔者は強制的に追放ということかの~
ロシアから追放のFacebook
ロシアの通信当局は3月4日、メタが運営するフェイスブックが同国のメディアを不当に検閲していると非難し、フェイスブックへのアクセスを遮断しました。
これはロシアからFacebookが追放されたということです。
フェイスブックやその他のSNS企業は、ウクライナに侵攻したロシア政府による誤情報やプロパガンダの排除を進めた結果、ロシア政府から非難を浴びていました。
ロシアの国営メデイアの記事に事実確認のフラグを立てたフェイスブックへのアクセス制限をロシアは以前からしていたのです。
今のロシアに報道の自由と言論の自由はありません。
プーチン大統領は4日、ロシア軍に関する「偽情報」の拡散を最高15年の実刑で処罰するという改正刑法に署名、成立させたのです。
これは偽情報の拡散というより、ロシアにとって都合の悪い情報を流したら15年の実刑だよと言っているのです。
戦争をする国ってこうやって情報を操作して人民を統制していくのでしょうね。
15年の実刑とはおそロシアだニャ!
金銭的な損失はいくら?
ロシアのこの措置はメタに一体どれほどの金銭的な喪失をもたらすのでしょうか。
ロシアにおけるフェイスブックのユーザー数は約6600万人です。
フェイスブックのアプリは昨年、欧州でユーザー1人当たり19.68ドルを稼いでいました。
そうすると、今回のロシアからの追放でフェイスブックが喪失する金額は、1日あたり約360万ドル(約4億1300万円) ,年間13億ドル(約1500億円)です。
年間1,500億円と聞くとんでもない数字だと一般人の私は思ってしまうのですが、この金額はメタの年間総収入の1%強に相当するそうです。
同社は2021年に1179億ドルの収益をあげています。
ロシアという大規模市場を失ってもそれはフェイスブックからするとたかが1%なのです。
しかし、たかが1%というなかれ、フェイスブックはその1%で年間1,500億円も売り上げが変わってくるのです。
SNSってそんなに儲かっているのね!
会社の年間総収入は1500億円の100倍ということ?
まとめ
インターネットは真実を映す鏡です。
ロシアのプーチン大統領が何を考えているのかは分かりませんが、フェイスブックには真実の拡散と言論の自由を貫いて欲しいと思います。
プーチン大統領はロシア軍に関する「偽情報」の拡散を最高15年の実刑で処罰するという改正刑法に署名、成立させたことから分かるように、フェースブックはどのみち追放される運命だったのでしょうね。
ロシアにとってフェイスブックは目の上のたんこぶだった訳です。
フェイスブックの市場規模については今回のロシア追放で初めて知りましたが、その利益の凄さに驚きました。
SNSって儲かるんだなって改めて思いましたし、今はインターネットの情報を頼りに真実にたどり着く時代だからこそ、プーチン大統領はロシアの若者がネットを通じて戦況などを知る手段を完全に遮断したのです。
これが戦争を起こす国のやり方なのでしょうけど、いくら何でもやり過ぎのように思います。
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