休職者支援制度、雇用保険を受給できない求職者必見!

休職者支援制度
雇用保険を受給できない求職者必見!
目次
国の支援を活用しよう!
「休職者支援制度」とは、雇用保険を受給できない方が、職業訓練によるスキルアップを通じて早期就職を実現するために、国が支援する制度です。
お金がもらえるの?
皆さんは「職業訓練受講給付金」という制度をご存じですか?
この制度のスゴいところは、勉強してスキルアップしながら、受講期間中に現金がもらえるところです!

お金が貰えるってすごい!
私は知人の再就職によい制度なのではないかと思い調べ始めました。
新型コロナの影響で受講できる基準がさらに緩和されてますので、バイトをしながらの受講がしやすくなっております。

求職者支援制度なんて初めて聞きました。
訓練期間中も訓練終了後も、ハローワークが積極的に就職支援を行います。
「職業訓練受講給付金」の支給を受けるには、職業訓練中、一定条件を満たす必要があります。

ハローワークの支援が心強いニャ!
休職者支援訓練とはなにか?
「休職者支援訓練」とは、雇用保険を受給できない求職者などを対象として、民間訓練機関が厚生労働大臣の認定を受けた職業訓練を実施します。
社会人としての基礎的能力及び、短時間で習得できる技能等を習得する「基礎コース」と、就職希望職種における職務遂行のための実践的な技能等を習得する「実践コース」があります。

この機会に半年間みっちり技術を習得するのも良いかも♪
どんな人が支援の対象?
支援の対象となる方(=特定求職者)
写真の線が引いてある部分は友人が当てはまるところであり、個人的なしるしなので気にしないでください(^_^;)
休職者支援制度の対象者は、下記の全ての要件を満たす「特定求職者」です。

全部あてはまります!
受講するうえでの注意点
「休職者支援制度」は、熱心に職業訓練を受け、より安定した職業を目指して求職活動を行うための制度です。


注意事項をしっかり把握しよう!
支給額について
前提として特定求職者が、ハローワークの支援指示を受けて休職者支援訓練や公共職業訓練を受講し、一定の支給要件を満たす場合、職業訓練受講手当、通所手当、寄宿手当などの「職業訓練受講給付金」を支給します。
給付金を受けとる為には厳格なルールがあります。
嘘偽りは通用しません。
せっかく受け取れる国からの支援ですので、ルールをしっかり理解したうえで受講しましょう。

寄宿手当も貰えるニャ♪
「「支給単位期間」とは、原則訓練開始日を起算日として1ヶ月ごとに区切った個々の期間のことを指します。
支給単位期間が一つ終わるごとに、ハローワークが指定した日にハローワークに来所し、「職業訓練受講給付金」の支給申請と職業相談を行います。」)
※支給単位期間における日数(支給単位期間のうち「職業訓練受講」の対象となる日数)が28日未満の場合は、支給額を別途算定します。
※「通所手当」は、最も経済的かつ合理的と認められる通常の通所経路・方法による運賃または料金の額となります。
※「寄宿手当」は、訓練を受けるため同居の配偶者などと別居して寄宿する場合でハローワークが必要性を認めた方が対象となります。
自立した人間になるために
寄宿手当ては有難いですよね!
毎月10,700円の支援が有ると無いでは大違いです。
ハローワークに認められないと受けられない支援ではありますが、有効活用したい制度です。

住まいの補助があるなんて神♪
交通費まで出ます
通所手当はそのまま交通費です!
国は生活弱者に優しいです。
もちろん最低限度のことしかやってはくれませんが、交通費が出るなら電車賃やバス代を気にしないでよいので通いやすいですよね。

電車で移動なので助かります!
支給要件について
支給要件としては、以下の要件を全て満たす必要があります。
※1.「収入」とは、税引前の給与(賞与含)、事業収入、役員報酬、不動産賃貸収入、各種年金、仕送り、養育費その他全般の収入を指します(一部算定対象外の収入もあります)。
※2.「世帯」とは、本人のほか、同居または生計を一つにする別居の配偶者、子、父母が該当します(内縁の関係にあるものは「配偶者」とみなします。内縁の関係にあるか否かの確認は、住民票謄本の続柄等の「夫(未届)」等の記載によって確認します。)。
※3.「出席」とは、訓練実施日に全てのカリキュラムに出席していることをいいます。ただし、やむお得ない理由により訓練に遅刻・欠課・早退した場合で、1実施日における訓練の2分の1以上に相当する部分を受講したものについては、「1/2日出席」として取り扱います。
※4.「8割以上」の出席率とは、支給単位期間ごとの訓練実施日数から欠席した日数と「1/2日出席」した口数を控除して出席口数を算定(端数が生じた場合は切り捨て)し、支給単位期間ごとに訓練実施日数に占める該当出席日数の割合が8割以上であることを指します。
※訓練期間中から訓練終了後、定期的にハローワークに来所し、職業相談を受けることが必要です。
※過去にこの給付金を受給したことがある場合は、前回の受給から6年以上(不正に受給した場合は9年以上)経過していることが必要です(連続受講の場合を除く)。

支給要件はみたしたニャ!
申し込みや手続きの窓口は?
訓練の受講申し込みをや「職業訓練受講給付金」の手続きは、原則として所在地を管轄するハローワークで行います。
迷っている方は、まずはお近くのハローワークに相談してみましょう!
また、主としてお住まいと同一都道府県内の別のハローワークで求職活動を行う方は、受講申込みまでご相談ください。
休職者支援制度に関する手続きは、「訓練受講に関する手続き」と、「職業訓練受講給付金に関する手続き」の2つの流れがあります。
「職業訓練受講給付金の手続き」は、原則として1回のみ行う「事前審査」と、月ごとに行う「支給申請」に分かれています(どちらが欠けても「職業訓練受講給付金」を受給できません)。
まとめ
給付金支援制度は次の就職先を探しながらスキルアップできて、更にお金が貰えるとても有難い制度です。
実際にお近くのハローワークのWebサイトを閲覧するとどのような職業訓練があるのか、期間はどれくらいかそれぞれに記載されております。

私ならインターネット関連のスキルを身に付けますが、これから必要とされる人材として介護職のスキルを身につけるのもよいかと思います。
介護職員はどこの施設も足りておらず、政府もその分野の人材を増やすことに積極的です。
特殊な溶接技術などのスキルを身につけるのもよいですね。
どのような職業訓練があるのかは最寄りのハローワークに電話して聞くとよいかと思います。
給付金支援制度にご興味がある方は新型コロナの影響もあるので、一度ハローワークに電話をされてから現地へ赴いた方が無難かと思います。