軽自動車、白ナンバーのデメリットは”耐久性”、ラッピングシートは弱く破損しやすい

軽自動車、白ナンバーのデメリットは【耐久性】ラッピングシートは弱い
目次
白ナンバーの耐久性
ご当地ナンバーや特別仕様ナンバーはどんな素材で出来ているのかみなさん気になりませんか?
実はご当地ナンバーや特別仕様ナンバーは樹脂のコーティングで作られているので、あまり耐久性には優れていないのです。
「え?通常のプレートと一緒じゃないの?」と思いますよね。
見た目は同じように見えても素材は違いますので、耐久性の面では通常のプレートには劣ります。

素材に違いがあるなんて知りませんでした💦

丈夫そうに見えて白ナンバーは弱いのか~

↑↑このナンバーを例に挙げて説明しましょう。
富士山の裾野に住んでみえる方々にとっては富士山が身近に感じられるとても斬新で明るいイメージのナンバープレートです。
しかし、こんなイラストを塗料で描いていたら製造が追いつかないのは察しのがつくところで、コストダウンの意味合いでもラッピングにした理由は分からないでもないです。
これだけ沢山の色が使ってあるナンバープレートであれば破損や傷は目立ちやすいことでしょう。

これは普通に色落ちしそうね💦

凝ったデザインだけに耐久性は望めませんね💦
通常のプレートとの違い
「白ナンバー」の素材を知ると今度気になってくるのは、「通常のナンバープレートはいったい何で出来ているのだろう?」ということです。
塗装されていると、その下地の事なんて日常生活では考えることもないのが普通です。
こうやって「白ナンバー」と「黄色ナンバー」の違いを記事にまとめている私も、今日まで車のナンバープレートの素材なんて気にもしたことありませんでした。
通常のプレートの場合は、白の部分はアルミの上に塗料が塗装してあるため剥がれにくく丈夫な作りなのです。
通常の黄色ナンバーも年数と共に劣化していくのですが、基本的には丈夫で破損しにくく作られているのですね。

従来のナンバーは丈夫な構造なんだニャ!
結局は使い方次第です
白ナンバーがどの程度の強度なのかと興味を持ちこの記事を見ている人はきっと、車を大事にされる方が多いのではないかと推測します。
車って使い方次第で劣化のスピードが全然違うので、大事に乗っていれば車の負担や消耗を減らすことができるのではないでしょうか。
それはナンバープレートも同じです。
素材が全然違うので、耐久性の面では弱く長年使っていると経年劣化でその差が如実に現れることもあるでしょうけど、多くの方は3年から5年で車を買い替えてしまうので、それくらいの期間であればそれ程気にはならないのではないかと私は思っています。
新車で購入して、10年ガッツリ乗るつもりの方は「白ナンバー」の経年劣化を如実に感じるかもしれませんが、まだ始まって日が浅い制度でもありますので、「白ナンバー」を10年間使った人が存在しないので何とも言えません。
長くても5年程度で車を買い替えてしまう私にとってはそれ程デメリットは感じませんが、何かの拍子に「白ナンバー」に負荷がかかり、塗装が剥がれてしまうことも無いとはいえませんね。

大事に乗ればその分は痛まないです!

結局は使い方次第なのかな。。。
どんな時に破損する?
では、ご当地ナンバーや特別仕様ナンバーはどんな時に破損するのでしょうか?
耐久性に優れていないのは理解したのですが、実際にどのような不具合があるのか知りたいですよね。
ご当地ナンバーや特別仕様ナンバーはラッピングシートのため、飛び石や洗車のコンパウンドやブラシにも弱く、剥がれ易いというデメリットがあります。
飛び石はいくら気を付けていても防ぎようがないですので、石が飛んできた時は運が悪かったと思って諦めるしかありません。
しかし、飛び石の破壊力って結構なものなので、「白ナンバー」に限らずフロントガラスに傷がつくこともあります。

そう考えるとフロントガラスではなく「白ナンバー」が破損した程度で済んだのであれば「良し」としないといけないのかもしれません。
この辺りは考え方次第というか、気持ちの持ちようでもあります。
洗車のコンパウンドやブラシにも弱いのは難点ですね。
見た目には「白いナンバー」はそんなに弱そうには見えないのですが、その程度で破損するのは考え物です。
洗車は洗車機を使って効率的にやりたいですし、現状では「白ナンバー」の破損を防げないのでしょう。
「車を洗ったらお気に入りの白ナンバーが破損した!」となったら何だか切ないですね。
よい状態を保ちたいなら「期間限定で付ける」などの工夫が必要なのかもしれません。

洗車しただけで破損するのは問題じゃの~
まとめ
「黄色ナンバー」も新品は輝きがあって捨てたものではありませんが、できる事なら白ナンバーを付けたいと願うのは軽自動車のオーナーは誰しも同じではないでしょうか。
しかし、通常のナンバープレートに比べて耐久性が弱く破損しやすいという事実を知ってから購入された方がよいのかもしれません。
知っていたら破損しないようにより気を付けますよね。
洗車一つとっても、知らずに「キレイにしようとゴシゴシ白ナンバーをこすって磨いていたら破損した。」なんて悲惨なことにならないようにこういった予備知識はしっかり身に着けておくとよいのではないでしょうか。