「円高」「円安」どっちがお得?為替の特性を知り経済に強くなろう!

「円高」「円安」どっちがお得?為替の特性を知り経済に強くなろう!

円高と円安の特性を知ると得をする!

「円高になった!」「円安になった!」とニュース番組で聞いても「いったい、何のこと?」と気にはなるけど、「難しそうだから自分で調べるのはやめておこう。。。」とスルーしてしまう人は、案外、多いのではないでしょうか。

そんな私も「円高」「円安」という言葉に苦手意識を持っていた一人なのですが、円高と円安の特性を知ると世の中の見え方が全く違ってきますし、思わぬところで得をしますので、「私そういうの苦手だし、パス!」と難しそうな単語から逃げていた貴方も、知ってしまえばけっこう簡単な理屈なので、この機会にぜひ円高と円安について、理解しておきましょう!

円高と円安とは何かを理解してその性質を知っておくと、いつ海外旅行に行くとお得に旅行できるかとか、海外旅行先での買い物を安く買えたりと何かと得をします。

今回は、そんな円高と円安の特性について分かりやすく解説していきます。

ゆづき

円高と円安のメリット・デメリットを知ろう!

まさし院長

為替の特性を知ってお得に生活しよう!

円高とは、円安とは

円高とは、円の他通貨に対する相対的価値、言い換えると、円1単位で交換できる他通貨の単位数が相対的に多い状態のことです。

それとは反対に、円安とは、円の他通貨に対する相対的価値(円1単位で交換できる他通貨の単位数)が相対的に少ない状態のことです。

まさし院長

↑↑専門用語は難しいのでざっと流し読みしましょう!

こうやって文章で説明すると凄く理解しにくいのが円高と円安です。

分かりやすく、海外旅行中の日本人円からドルへ両替をした例を参考にしてご説明致します。

例えば、日本人がアメリカのニューヨークで買い物をするため、手持ちの1万円をドルに両替したとします。

為替相場が1ドル=100円であれば、1万を100で割った100ドルになります。

この場合の円とドルの関係性は何となく理解できると思いますが、問題はここから1ドル=100円を基準とした時に、100円がどう動くかで円高なのか円安なのかが決まります。

ムギ

日本円の価値は為替によって変動するのニャ!

かえで

海外でお得にお買い物をするにはどうすればよい?

1ドル80円は円高、1ドル125円は円安

仮に、為替相場が1ドル=80円だった場合、1万円を80ドルで割った125ドルを手にすることになります。

また、1ドル=125円であれば、1万円を125ドルで割った80ドルを手にすることになります。

さあ、みなさんはどちらが”円高”で、どちらが”円安”か分かりますか?

今回の例は1ドル=100円を基準にしておりますので、それより上に動いたのか下に動いたのかで円高になったのか、円安になったのかが決まります。

1ドル80円は円高です

1ドル=80円の場合、1ドル=100円の時に比べて、同じ金額の円についてより多くのドルを取得できるので、円高ということになります。

1ドル=80円だと「円が100円から80円になったのだから円安なのでは?」という勘違いから頭が混乱してしまい円高と円安について苦手意識を持ってしまう人が多いように思います。

しかし、そうではなく、日本円でより多くのドルが獲得できたのなら、日本より海外でお金を使った方がお金の価値が高いのでお得に買い物ができるのです。

例えば、海外でブランドバックや服などを買う場合、円高の時を狙って海外旅行先で買い物をすると、お値打ちに商品を購入することができるのです。

円高では、輸入する際に支払う金額が減ることで製造する物の値段が減額できるので物価は下落し、消費者が潤います。

ネット通販などでお買い物をする時にも円高の時には激安品が目白押しですが、円安になると物価が一気に上がりお値打ちな商品は少なくなります。

円高のメリット円高のデメリット
輸入企業にとって有利輸出企業にとって不利
輸入品安く購入できる日本は輸出企業が多い→経済が停滞に繋がる
海外旅行や海外留学費用が安くなるFXや外貨預金などの資産目減りする
お金の価値が上がる→海外でお得に買い物過度な円高日本経済に大打撃を与える
保有している円の価値上昇する外国人観光客の減少→観光産業は大ダメージ
インフレ抑制につながるデフレ拍車がかかる可能性あり
日本企業→海外での投資やM&A等が活発になる国内への投資が不活発→株価は下落傾向になる
天然資源の費用が下がる→公共料金が抑えられる

私達がお得に快適に過ごすためには円高であった方がメリットは多そうですね。

デメリットを挙げるとしたら、輸出企業が停滞することで日本経済への打撃となり、株式市場も低迷します。

外貨建ての商品外貨を持ってた場合は円高に傾いただけ利益が減ります。

マルちゃん

円高だと国内でも国外でもお得に買い物ができそうじゃの~

かえで

海外旅行は円高の時期に行くべきね!

1ドル125円は円安です

1ドル=125円の場合、1ドル=100円の時と比べて、同じ金額の円についてより少ないドルしか取得できないので、円安ということになります。

円安のメリットとしては、外貨建ての商品や外貨を持っていたら利益が増すということです。

トヨタ自動車をはじめとする円高のメリットがある企業はこういった時に大きな利益を上げることができ、1円「円安」になるだけでトヨタ自動車の利益は数百億円変わってくると言われています。

今は1ドル=125円を超える程の極端な円安ですが、これ程急激な円安になったのには理由があり、ロシアのウクライナ侵攻大きな要因となり為替相場が大きく動き125円を超える円安となったのです。

円安になると海外旅行に行ってもお得感は全くなく、ジュース1つ購入するにしても高くつきますので、円安の時に海外旅行は控えた方がよいでしょう。

円安のメリット円安のデメリット
輸出企業にとって有利輸入企業にとって不利
日本はグローバル企業が多い→経済好転のきっかけなる物価が上昇→インフレへの懸念が広がる
外貨儲けやすくなる(FXや外貨預金など)海外旅行や留学時必要な資金が増える
株価や地価→上昇しやすい(適度な円安は日本経済にとって好材料)天然資源の輸入コスト高→公共料金が高くなる
海外からの観光客増加→観光都市の経済が上向くブランド品や外車など→値段が高くなる
デフレ圧力緩和される保有している円の価値目減りする
中小企業の工場の利益→上がりやすくなる日用品や食料品→値上がりする

私達の生活に直結するデメリットとしては、輸入品が高くなりますので物価の上昇が起こり日用品や食料品が値上がりします。

ブランド品外車などは贅沢を控えて我慢すればよいだけですが、天然資源の輸入コスト高で公共料金が高くなるのは痛いですね。

給料はなかなか上がらないのに、物価の高騰支出が増えたら家計が圧迫されてしまいます。

円安輸出関連企業にメリットはあっても、私達一般人にはデメリットの方が多いということが分かります。

ひろと

円安の時期は輸出関連銘柄に投資すれば儲かるかも!

ゆづき

私の生活にはデメリットばかりね💦

明確に円安と分かるチャート

チャートはロシアのウクライナ侵攻による戦争真っ只中の時期での為替の値動きです。

ロシアのウクライナ侵攻によって為替円安方向に極端に動いているのがチャートの後半の値動きから分かります。

このチャートを見て分かるように、2022年3月末は一時1ドル125円を超える動きとなりました。

急激な円安が進み世界中は先行きの不透明さと不安感から大混乱の様相となりました。

ロシアのウクライナ軍事侵攻を受けて原油は高騰しており、そのほかに、自動車の車体などに使うアルミニウムや排ガス浄化触媒などに使うパラジウム、EVバッテリー向けのニッケルなどの金属価格も高騰しております。

先ほどもお伝えしましたが、輸入品高くなりますので物価の上昇が起こります。

私達一般人がとにかく生活しずらい感じるのが円安です。

まさし院長

急激な円安は家計にも多大な影響を及ぼします!

マルちゃん

世界が平和になって欲しいの~

まとめ

円高と円安についてなるべく分かりやすく解説したつもりですが、どうでしたか?

円高と円安という言葉自体に苦手意識をお持ちの方が多いでしょうけど、円高と円安がどのような物なのか、私たちの生活にどう影響してくるのか少しはご理解頂けたのではと思います。

メリットとデメリットがあり、得をする人もいれば損をする人もいるのが為替です。

生活スタイル関わっている業種などは人それぞれですので何とも言えませんが、私達一般市民がちょっとお得に快適に過ごす為には円高である方がメリットが高いということも文章を読んで頂けたら分かると思います。

また、これから輸入業や輸出業、または株式投資などを始めようと思っている方であれば、為替の見方やその特性を理解していないと大きく損をする場合があります。

この記事を書いた年は大きく円安に為替が動いた年であり、為替が1ドル=125円に振れた時の生活のしずらさ世の中の暗さを実感しながら日々を送っております。

今後、為替がどう動いていくのか全くわかりませんが、みなさんの生活の安定の為にも、円安から脱却して円高になって欲しいです。

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