マイナンバーカード【保険証の対応】病院の導入1割未満

目次

健康保険証利用のメリット

20日からマイナンバーカードの健康保険証としての利用が本格的に始まりました。

マイナンバーカードを利用することで、いつもの通院等はとても便利になります。

◯顔認証で自動化された受付

◯正確なデータに基づく診療・薬の処方が受けられる

◯窓口での限度額以上の医療費の一時支払いが不要

マイナンバーカードだからこそのデータ管理と言えるでしょう。

マイナンバーカードの健康保険証利用のメリット

患者は医療機関にある情報を読み取る装置にマイナンバーカードを置き、顔認証を行うと本人確認ができ、使用している薬や健康診断の結果などを医師が閲覧できるようになります。

また、利用者は就職や転職、引っ越しなどをした際もそのままマイナンバーカードが保険証の代わりに使えます。

専用のウェブサイトで自身の薬剤情報や医療費の確認ができるなどのメリットもあります。

全てをマイナンバーカードに集約していくのは賛否両論あるかと思いますが、健康保険証と組み合わせるのはナイスなアイデアですよね。

本格普及はまだまだ先です

ただ、現段階では実際に利用できる病院などは全体の1割未満です。

システムの導入が完了している医療機関や薬局は全体の7.9%にとどまっています。

医療機関側はシステムの導入に消極性な印象を受けます。

しかし、政府は導入費用の補助などを行い、普及を促進する方針です。

時間は少しかかりますが、政府主導で動く以上、そのうち大多数の病院がシステムを導入するでしょう。

今後の展望

順次、機能を拡大していきます。

・ 医師等と共有できる情報は、現在は、薬剤情報・特定健診等情報のみですが、今後、手術、移植、透析、医療機関名等に拡大する予定です(令和4年夏を目処)。

さらに多くの情報をもとに診療を受けることができます。

・ 電子処方箋の仕組みを構築する予定です(令和4年度中を目処)。

薬剤情報の共有がリアルタイムになります。

・ 現在対象になっていない生活保護受給者の医療券等も対象にするなど順次対象を広げていきます。

まとめ

マイナンバーカードと保険証の紐付けはとてもかんたんなので、皆さんも早めに紐付けをしておきましょう。

しかし、利用できる医療機関が1割以下なのであれば病院で利用する目的ではまだまだ使えませんね。

政府はシステムの導入費用の補助などを行い、普及を促進する方針のようですので、どんなキャンペーンを展開するのか楽しみですね。

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