2022年 1人10万円給付、手早く受け取るために今やるべきこと

2022年 1人10万円給付、手早く受け取るために今やるべきこと

目次

給付に膨大な時間を要した「特別定額給付金」

2020年に受付を開始した「特別定額給付金」は国民全員に10万円が給付され、みなさん喜んで受け取られたのではないでしょうか。

そんな私も家族全員に10万円が支給され、とても助かったのを覚えています。

しかし、2020年の「特別定額給付金」で一つだけ不満だったことといえば、申請してから給付までのにとても長い時間を要したことでした。

今回は、2022年に開始される予定の「1人10万円給付」について、申請してからご自身の口座に手早く振り込みが済むように事前にしておくべき対策についてお話していこうと思います。

ゆづき

以前の特別定額給付金は入金までの待ち時間が異常に長くて苦痛でした💦

まさし院長

いくら急いでも全国民が対象となると、当然のことながら事務処理に手間取るのでしょう!

特別定額給付金の振込み遅延はなんで起こった?

前回の「特別定額給付金」忘れた頃に給付金に入金があり、「お金が貰えたのは嬉しいけど、ようやくか!」呆れるくらいの遅さでした。

新型コロナウイルスの救済策として国民1人あたり10万円が給付されたものの、申請をしてから給付されるまで、多大なコストと手間や時間を要したのです。

新型コロナ蔓延のようなウィルスにたいしての経済対策など政府初めての経験で、すべてが手探りの状態から始まったので仕方ないともいえるのですが、当時は給付金の入金の遅さが話題になっていましたよね。

10万円受け取れたらそれでよいというものではなく、困っているその時に支給して欲しいのが国民の本音であり、「この状況はさすがにマズい、改善しなくては!」と政府も考えた末「公金受取口座」を2022年3月28日にスタートしたのです。

「公金受取口座」を利用すれば、今後は給付金や支援金をよりスムーズに受け取ることができます。

マイナンバーカードと連携して、今登録をしておくと7,500円分のマイナポイントがもらえますし、指定の口座へ給付金をより早く入金することが可能となりますので、ご興味がある人はぜひ「公金受取口座」の登録を済ませましょう。

公金受取口座の仕組みと登録の手順、マイナポイントをもらう方法は知っておいて損はないですよね。

マルちゃん

マイナポイントの存在を忘れてはいかんぞ!

ひろと

7,500円分のポイントは大きいですよね!

膨大な費用がかかる給付金

2022年の「特別定額給付金」を全国民に給付するためにかかった費用(事務費)はおよそ1,458億円です。

全国民に10万円給付を行うのってこんなにお金がかかるのですね!

ちょっと驚きましたが、始まったばかりの給付金制度に政府も戸惑い、とにかく早さを優先した結果だと思います。

また、当時は給付金の申請をめぐっても、郵送申請方式とオンライン申請方式があり、自治体によっては給付が大幅に遅れるなど、混乱をきたしていました。

現在は、給付金・支援金郵送申請方式は姿を消しオンライン申請一本化の傾向にあります。

政府オンライン申請に馴れてみえない方の為に、電話での相談窓口で親切な説明を行い、パソコンやスマホをお持ちでない方についてはサポート会場の設置などで対応しています。

サポート会場が設置されていると、オンライン申請が出来ない環境にある方でも担当者のサポートの元、簡単に申請ができるのです。

その辺りの環境改善はこの2年で大きくて変わり、給付金・支援金申請しやすくなりました。

かえで

事務費用かかり過ぎでしょ!

ゆづき

1,458億円もかかっていたの??

公金受取口座でスムーズに入金

政府始めた「公金受取口座」についてあまり詳しくない人も多いと思いますので、簡単にご説明しようと思います。

公金受取口座とは、マイナンバーとともに国に登録しておく預貯金口座のことです。

まだ予定の段階ですが、公金受取口座を登録しておくと、緊急時の給付金のほか、児童手当、年金、所得税の還付金など、幅広い給付金などを受け取るために活用することができます。

受取口座を明確にするということは、広い意味では詐欺の抑制にも繋がるのではと私は考えています。

給付金・支援金この2年多くの不正受給がありました、中には詐欺師が関わる大規模な不正受給もあったのです。

「公金受取口座」を登録しておけば、今後、給付金・支援金などの入金がある時にスムーズにお金を受け取ることができます。

給付金の申請手続き時の手間も少し省けるようになり、口座情報を入力したり、通帳の写しなどを添付する必要がなくなります。

※ただし、省けるのは口座情報を入力する、通帳の移しなどを添付するといった項目だけです。

※各種給付金・支援金の申請手続きそのものは今後も必要となります。

申請自体は所定の手順を踏んで毎回行うのが基本ですので、そこまで省いて申請が行われることはないでしょう。

申請する側からしたら「申請全てを簡略化しろ!」「めんどくさい!」と思うかもしれませんが、不正受給対策としては毎回、必要な手順を踏んでのオンライン申請は必須となるでしょう。

私は一時支援金→持続化給付金→事業復活支援金性質の同じ支援金を2年間に渡り受け取り続けていますが、こういった支援金の対象者が同一の場合大筋では入力を省くことができます。

1人10万円給付についてもベースとなるオンラインサイトを軸にして、そこに基本情報を保存しておくシステムを確立すれば、申請自体が大幅に簡略化される可能性はあります。

1人10万円給付が私が生きているうちにそう何度もあるとは思いませんが、給付申請を重ねることで、オンライン上に基本的なデータを蓄積し、後々はより迅速な給付を行って欲しいものです。

政府も給付金の申請から審査、支払いまでの一連の流れを効率的に簡略化しようと試行錯誤しながら改善していますので、数年後にはとても効率のよい利用しやすい給付システムが確立されることでしょう。

ムギ

ムギも公金受取口座の登録を済ませたニャ!

ひろと

マイナンバーカードと公金受取口座を連携させることで情報の信頼度が高くなります!

公金受取口座の情報は何に使われる?

公金受取口座の登録では、金融機関名口座番号などの口座情報を国に登録することになります。

「口座情報を登録したら何か他の目的で使用されるんじゃないかな?」と不信感を募らせてみえる方もいるかもしれませんが、預貯金残高や取引の記録などを政府に知られることはありません。

また、公金受取口座から税金などが引き落とされることもありません。

「公金受取口座」はあくまで給付金などを受け取るための専用口座だと理解しておきましょう。

以上の話をまとめると、預貯金口座を登録をするデメリットはないといえます。

まさし院長

公金受取口座は給付金の受け取りの専用口座です!

ゆづき

それ以外の目的で使用されることはありません!

公金受取口座の登録の仕方は「スマホ」と「PC」の2通り

2022年3月28日から、「マイナポータル」で公金受取口座の登録がスタートしました。

「マイナポータル」マイナンバーカード保有のためのサイトです。

マイナンバーカードの申請がまだの人はまずマイナンバーカードの申請をしましょう!

マイナポータル以外での公金受取口座の登録は2022年からマイナンバーカード方式の確定申告の際にできるようになっており、2023年度下期からは金融機関の窓口でも登録ができるようになる予定です。

どこで登録されてもよいのですが、マイナポータルでの登録手軽なのでオススメです。

スマホやパソコンから「マイナポータル」ログインし、「公金受取口座の登録」を済ませましょう。

マイナポータルから「公金受取口座の登録」をする場合に事前に準備が必要なのは以下のものです。

事前の準備が必要なもの(公金受取口座の登録)

・マイナンバーカード+数字4桁の暗証番号(利用者証明用電子証明書パスワード)

・マイナンバーカード読取対応のスマホ(またはパソコン・ICカードリーダライタ)

・マイナポータルアプリ(またはマイナポータルAP(アプリ))のインストール

スマホPC登録手順それほど難しいものではありませんので、必要なものを揃えてから申請を済ませましょう。

マイナポータルを利用してスマホから登録する手順ついては以前に記事にまとめましたので、よろしければ参考にしてみてください。

スマートフォンからの「公金受取口座」の申請手順→ちら

まとめ

新型コロナ蔓延を機にいろいろな給付金・支援金が誕生し、様々な立場の人がその恩恵を受けています。

こういった支援は迅速に行うべきものであり、新型コロナの蔓延が始まったばかりの頃の給付金・支援金では申請してからお金が通帳に振り込まれるまでに時間がとてもかかり、その辺りでストレスを覚えました。

その当時のインターネットの掲示板では、「給付金まだ振り込まれてねーよ。」「ちょっと遅すぎない?」などの苦情と不満も多数見受けられました。

給付金の振込み遅延を改善するためには、公金受取口座の登録必要不可欠となります。

マイナンバーカードと連携して、今登録をしておくと7,500円分のマイナポイントがもらえますので、メリットしかない「公金受取口座」の登録をみなさんも早めにすませておいてくださいね。

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