月次支援金【アンケートの真意とは?】事業の継続・立て直しに向けた取組の具体例

月次支援金【アンケートの真意とは?】事業の継続・立て直しに向けた取組の具体例

目次

アンケートは侮れない

月次支援金の申請時に行われるアンケートは意外と侮れません。

アンケートの内容に触れる前にこのアンケートの真意についてお話しをしておきましょう。

アンケートの一文に「事業の継続・立て直しに向けた取組を行っていただくことを宣誓していただきます。」とあります。

この文章は非常に大事で、諦めずに前向きに事業を継続・持続するように勤めていかねばなりません。

もう経営する意志が無いなら給付の対象にはあてはまらないですよね。

しっかり前向きに経営を建て直していくと宣誓するための「事業の継続・建て直しの具体例」が記載されたアンケートとなっています。

ゆづき

経営基盤をしっかり見直したいよね!

経営再建の道しるべ

「アンケートなんて簡単に済ませてしまおう!」「めんどくさいから適当に答えておこう。」という人はちょっと待ってください!

この月次支援金のアンケートには「事業の継続・建て直しの具体例」が記されており、文字通経営再建のヒントがたくさん含まれております。

「めんどくさい!」「意味ない!」と思わずに、1つずつチェックしてご自身こ会社の経営再建に役立てましょう。

これより先は国の月次支援金のPDFの内容そのままなのですが、アンケートながらどれも経営を効率的に行うには大事な項目になっております。

ムギ

しっかり読んで今後に活かすニャ!

アンケートの内容

現在、新型コロナウイルス感染症の拡大等により、非常に厳しい経営環境にあると考えられますが、こうした中においても、業績を回復し、さらなる収益・利益等の向上に向けた取組を継続していただくことが重要です。

そのため、月次支援金の申請に当たっては、事業の継続・立て直しに向けた取組を行っていただくことを宣誓していただきます。

申請者におかれては、事業継続・立て直しに向けた取組を行っていただくことを宣誓していただきます。

申請者におかれては、事業継続・立て直しに向けた具体的な取組についてのアンケートへの記入をお願いします。

1.事業管理に関するアクション

□各事業や各商品・サービスの収益・利益・費用を調べる。

□上記の調査結果を踏まえて、注力分野や撤退分野を決める。

□経営・経理管理ツールを導入する。

ひろと

事業管理に関するアクションは必ず起こしましょう!

2.顧客に関するアクション

□「お客様の興味・関心」や「業界・地域の市場動向」を調査する。

例)インターネットでのアンケート、SNSの活用 等

□利益率の高いお客様への営業活動に集中する。

□現在のお客様にさらに商品・サービスを販売する。

□新しいお客様への営業活動を強化する。

□顧客管理システムを導入する。

まさし院長

今、何が求められているか、調べることから始まります!

3.販売方法に関するアクション

□顧客が簡単に購買できるように顧客体験を改善する。

例)ホームページの改修・新規作成電子マネーやQRコードの決済手段導入

□販売手法や広告媒体を変更する。

例)オンラインでの販売の実施

インターネット・SNSを通じた商品・サービスの広報

□営業活動を行う地域を変更する

ムギ

SNSは全ての仕事と相性が良いニャ!

ゆづき

対面なしだとネット活用するしかないですね!

4.商品・サービスに関するアクション

□売れ筋の商品・サービスを調べる。

□利益率が高い商品・サービスの提供に集中する。

□お客様のニーズに応じて、商品・サービスの機能や提供価値を強化する。

□お客様のニーズに応じて、新商品の開発・品揃えを行う。

□販売価格を変更する。

□伸びている新しい業界や業種に進出する。

□在庫管理システムを導入する。

ひろと

うまく切り替えていかないと生き残れないのかな。

ゆづき

大変な時代になりましたね。

5.調達に関するアクション

□購買・仕入れ価格の値下げの交渉を行い、コストを削減する。

□購買・仕入れ先の取引先の見直し(集約・切替等)を行う。

□購買品・仕入れ品の代替品の有無の検討を行う。

□外部からの「購買品」や「他社に依頼している業務」について、内製化(自社で生産・実施)を行う。

まさし院長

いかにコストを抑えるかは経営の基本です!

まとめ

給付金や支援金を受け取るのも大事なことですが、もっと大事なことはこの苦境に負けずに打開策を探っていくことです。

「業態変換なんて無理だ!」なんて諦めて肩を落としていては会社が潰れるだけです。

新型コロナの影響で暇になり、仕事が激減して大変な思いをされている方は多いかと思いますが、反対にこの沢山ある時間を使って会社の弱い部分を1つずつ補強していくと、何かのきっかけで大きく浮上するかもしれません。

また、出来る事からコツコツやっておけば、新型コロナが終息した時には大不況を乗り越えた骨太な会社に生まれ変わっているかもしれません。

「可能性は無限大です!」「諦めずに前向きに動けばきっとよい事があります!」そう思って前向きに仕事に取り組みましょう。

今回のアンケートを参考にして私も経営を根底から見直していくつもりです。

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